会員紹介


 



環境NGO ezorock
[020] 2007.08UP

 「50年後も野外で気持ちよく音楽を聞いていたい」をミッションとして活動する北海道の若者団体ezorock。2007年6月現在の会員数は166名、平均年齢22才です。
石狩市で毎年夏に開催されている「ライジングサン・ロックフェステイバル」をご存知ですか。2000年の夏に、北海道在住の若者たちが国際青年環境NGO A SEED JAPANの呼びかけで、このイベントの環境対策ボランティアとして、クリーンなイベント開催のために活動しました。ここで環境活動を経験したメンバーが、「北海道のことは北海道の人の手でやろう」と立ち上がり、2001年に設立されました。2006年に名称を「環境NGO ezorock」に改名し今に至っています。

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 若い世代にとって既存の環境活動は親しみにくく、危機感を感じても、何をしたらいいかわからない、活動に参加するきっかけがないと言う状況があります。そんな世代の若者たちに、音楽やファッションなど同世代の共通感覚を大切にして、楽しい、気持ちがいいといった「環境に良い」だけではない、付加価値のある環境活動を提案することで、身近なことから少しずつ、環境にやさしいライフスタイルを、身につけていってほしいと考えています。c

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ezorockの活動の中心は、野外イベントで大量に発生する「ごみ」を切り口に、ごみ拾いを行うのではなく、分別やリサイクルのために来場者が自らが行動するしくみをつくるプロジェクト。イベントを通じて環境負荷の少ないライフスタイルを考える機会づくりをしています。その他、電気を使わない音楽イベント「nico」の開催、活動に必要なコミュニケーションのトレーニングや環境問題に関する勉強会なども開催しています。2007年4月には、ezorockがリーダーシップをとって、北海道をひとつに結ぶ「地球のために行動する日 アースデイ2007 in EZO」も実現、活動のネットワークが大きく広がりつつあります。

(2007年8月取材の内容です)


ライジングサン・ロックフェスティバル

深夜1時半、
ezorock事務所でミーティング中


コンサドーレ札幌の試合で
分別ナビゲーション活動



団体データ

●名称
NPO法人ezorock(旧・環境NGO ezorock)  →詳しくは 会員団体概要

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